そういえばここ二日ほど

 雨戸を閉めて部屋を真暗にしていました。だけど、今は真夜中だしちょっと外の景色を見てもいいかなと思い雨戸開けて真夜中の景色を眺めると、星も月もないのに隣の家の壁やブロック塀の間に茂った琵琶の葉、名前の知らない白い斑のはいった木の葉、イワヒバたちが驚くほど発光していて、夜っていうのはいうのは意外と明るいのだなと気づきました。


 ところで、この日記のタイトルに「そういえばここ二日ほど」って名前を付けたけど、この、「そういえばここ」っていう部分はいらないよね。ここ二日ほど雨戸を閉めていたっていいたいだけなら「二日ほど」だけでいいのに、こんな無駄な言葉を重ねるのは意味を限定したり、ただ単にリズムをつけたかったんだなってまた気づきました。ぼくの書く文章には無駄が多すぎるし、そういうものはなるべく減らしていけたらいいなと思いました。