金くれ

http://kanekure.ssig33.com/


 金くれというインターネット乞食向けのwebサービスがつくられたそうなので早速登録しました。このようなwebサービスによって世界中の人々が救われたらよいと思います。
 世界中の人々を救うための第一歩としてぼくの口座にお金を振り込んでください。みなさんよろしくお願いします。

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近況

 いつものように子供と大人のことを考える。
 生活と記憶と経験の堆積のことに考える。それから、からだのことに興味をもった。
 編集と恣意性のことについて考えるけど先に考えている人がいるだろうから何かいい本を探したい。
 本を買いたいけれどお金がない。困った。
 タスクがたまりすぎていて追い込まれる。追い込まれるので楽しい。踏切板に勢いよく乗るのと同じ感覚。


 というような感じです。


 文化祭が一週間後に迫っていた。中間考査などが重なっていたので今日から作業を始めたけれどなかなか難しそうですね。これから一週間は学校にいる時間が長くなりそうで、憂鬱だけどやっぱり少し楽しそう。たくさんの作業に忙殺され、余計なことを考えることなく作業に没頭できるというのは幸せです。
 子供のことについて考える。子供とは何かと考えたときに、ひとり遊びを満足にできる、孤独を感じない人間が子供だとおもった。でも、まだ不完全なのでまだ突き詰めないといけない。昔の記憶が簡単に呼び出せたらよいなと思うのだけど、うまくいかない。自分が今よりももっと小さいときは、頭の中は空っぽで何も記憶にとどめなかった。それだけ自分は大人になったのかもしれない。そう思うといやな気分になる。何も考えずに行動をしたい。
 そういえば、今体育の授業でバドミントンをしているのだけど、シャトルの動きを追って、からだが意識することなく反応するというのは気持ちがよいものだとおもう。それから、今日の朝自転車に乗りながら遅刻しそうだなと思って時計を見た。時計を見た瞬間に頭の中で言葉にして考える前に(何かを考えるときにはだいたい言葉にして考えてしまう。最近はイメージで考えることも少しだけできるようになったけど。他の人が何かを考えるときどうやって考えるのか知りたいです)時計の表示する時刻を見て遅刻するかしないかを判断できた。そのあとにわざわざ、今は何分だから、学校まで何分かかるとして、信号に引っかかったら最大で2分くらいかかるから……とか、意味のない、すでに行われた推測をした。そんな風にして、わざわざわかっていることを言葉にするのは自分の思考に安心を求めているからだからだろうか。
 1、2時間目は化学の授業で、中間考査の答案返却と肝臓についてのDVDを見た。肝臓すげーなーって思うのと、冒頭で谷川俊太郎の詩が流れていたのだけど、その詩が印象的だったなーって思いました。「けだものにつながる」って一節のある詩です。名前がわかる方は教えてくれると嬉しいです。
 詩人がどうやって詩を書いているのか、ときどき不思議に思う。小説を書いているときに、多分こんな感じで書いているのだなぁ、と思うときはあるのだけど、詩人の書く文章はそれを何倍にも濃くしたような感じで、推測はできるのだけど信じられないと思う。自分が書いているときの感覚は、平行する世界間を時間なしに瞬時に跳躍するような感覚で、目の前に真白な膨大な光が見え脳が振り切れるようなものがあります。わかりにくいですね。とりあえず、遠く隔たったものの二点を繋ぐような効果が詩とか、比喩表現にはあると思います。
 自己を何々に仮託するっていうことについてときどき考える。
 文章を書くときにテキスト的に書くのか、バイナリ的に書くのかっていうことについて最近思う。詩はたぶん、すごくバイナリ的な文章の形だと思う。
 自分はあまり技巧に依存した文章を書きたくないので体言止めや倒置は使わないようにしているのだけど、比喩は結構使っている。本当はあまり使いたくないのだけど、それにかわるものがないから使わざるを得ない。遠く隔たった二点を繋ぐものが、比喩以外にあればよいのだけど。
 文章の書きかた(テーマの表現の仕方)について思うときがある。書きたいものをそのまま紙にぶつけるのか、表したいものの姿を描いてゆくのか、浮き彫りみたいにテーマの周辺を描写していくのかの三つがあるような気がする。


 なんか適当なことを書き連ねたけど面倒になったので終わりにします。おわり。


 そういえば、先月あたりににまさんとにょんこさん主催のカラオケオフにいった。そのときにまさんのノートに何か書いて、その話を合同誌のネタにしたいなーって思ったのだけど、どんなことを書いたのか今となっては思い出せない。ノートの写真は撮ったのだけど荒くて解読できなかった。

最近流行の20分文章。

元ネタ http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20090926/1253895012

 感覚をトレースする感覚。それから、日常。日常があること。ぼくたちの目の前には日常しかない。どんなことを考えても、何を考えても、目の前にあるのは日常だけだ。「ほら、よくあるじゃない。サブカルぶったオタクの人。ああいう人って何を考えているのだろうね。よくわからない理論を振りかざしてさ。その、きみはさ、ご飯を食べるときに何を考えているの、湯船につかっているとき何を考えているの、自室でオナニーをして、その射精の瞬間に何を考えているの。考えていたの」だなんて……ぼくは、何を考えているのだろう。ご飯を食べて、お風呂に入って、オナニーして。うーん。よくわからないな。
 あはは。
 それだけ。
 それだけなんだ。
 今日は植物園へ行ってきたよ。たくさんの、熱帯の植物たちが居たんだ。とても幅の広い、ヤシ? か何かの仲間の植物が居たんだ。それから、睡蓮。えっと、あと、何だっけ。うーん。とにかくたくさんの植物がいたよ。がらすと、金属でできたドームの中の熱帯植物園なんだ。あぁ、パンの木って初めて見たね。それはそんなに大切だったのだろうか。パンの気に集中するぼくには、目の前の木と、自分しかないのだ。
 ときどき、目前のものを見据える/睨みつけること以外のいっさいの感覚が断ち切られるときがあるよね。
 世界から、自分と、対象以外の一切が消えてしまう。今まで肌を撫でていた風も、光も、空間も、何もかもが崩壊して、ただ広い白い空間の中に自分がいて、少し離れたところに対象がいる。ぼくはそれをじっと見ている。じっと、ただ、集中して。そして、とても凪いだ状態で。神経は張りつめているのだけど、嫌な感じではない。気分は高揚して、だけど、冷たく硬くなってゆく。
 えっと、何を考えていたのだっけ。
 そうだ、何日か前にクラスメイトに気をつけをさせてみたんだ。「はい、ぴしー。気をつけー」みたいな感じでぼくがいったら、彼はその通りにしてくれた。彼は、硬い髪で、痘痕面で、知ったかぶりの男の子なんだ、あぁ、背が高かった。それで、何よりも大切なのは彼のお腹周りなんだ。そのときぼくたちは制服を着ていた。学校だから。掃除の時間で、たしかほうきを持っていたと思う。起立した彼の腰、ワイシャツの裾のあふれた合間にみえる腰の、ベルトが巻かれているはずのところには何もなかった。それで、お腹は少しだけ膨らんでいた。太っている訳じゃないけど、腹回りに肉がついている状態。それがなんともいとおしくて。うーん。彼のことはどちらかといえば好ましく思っていなかったのだけど、そのお腹がとても魅力的だった。彼がセックスするときはどうするのだろうと想像した。彼はロリコンだし、どうしようもないし、そんな機会はいつくるのだろうなと勝手な想像をいました。
 ぼくは映画をとりたいと思っていました。なので、彼を主人公にした映画をとりたいと思いました。
 最近のぼくは「生活」「生活のこと」という言葉を気にしています。ぼくたちの目の前には世界があります生活があります。メタなんてものは存在しません。そんなものはただの想像です。とにかく生活がある。ぼくはテーブルにつき、ご飯を食べる。今日はトンカツだ。嬉しいな。ソースをかけよう。手を伸ばすその先にはブルドッグ中濃ソース。とてもおいしい。どうでもいいけどぼくはソースが好きです。調味料っていうのかわからないけど、調味料の中では一番好きです。
 話題を元に戻すと、映画をとりたくて、生活のことという言葉が気になっていた。なので、彼の仮想の生活を撮ることにした。
 彼は、鬱屈の中にいる大学生だ。厭世的で、部屋にこもっている。同居人がいて、(たしか彼は170項半程度の身長だったはずだ)そっちの彼も男で、背は小さい(149センチくらいだ)。その、同居人の男候補もクラスメイトだtwitterのidは@rtsan。面白い人です。今度彼とゲームを作ることになりました。ADV+ローグライクなゲームです。女の子を育成してダンジョンに潜らせる的な。絵を欠ける人を募集しています。
 主人公の男はゲイです。同居人はノンケです。でも、同居しています。そこに女が現れます。彼女は悪女です。主人公のゲイを誘惑して、ノンケと引き離します。彼は彼女と同棲するようになりますが、3ヶ月くらいで別れます。
 最後に彼に残ったものは何だったのでしょう。愛していた同居人の男も、女も失い。暗い部屋に一人で残るだけになりました。彼の目の前には三ヶ月前と以前変わらない世界があり、生活のことがあります。どんなことがあっても眠くなり、ベッドに入り毛布を抱けば寝てしまいます。ぐーすかぴー。それは幸せなことかどうだろうか。感情をどぶに捨てているだけではないのか。
 そうだ。悲しいことがあってtwitterに悲しいってpostをするとその悲しいって感情は流れてどこかへいってしまう。自分は精神のそこから悲しむことができずに、ただなんとなく、ぼんやりとした感情を残してそのことに区切りを付けてしまうのだ。とてもふわふわしていて、生活と世界のことに真剣じゃない。そんなのは最悪だ。自分は感情に背きたくないのだ。それは本当に大切なのか考えないといけない。ぼくは幸せか。

無限炊き出し開催のお知らせ

※重要3
 日時と場所が9月27日(日)の小金井公園に決定になりました。
 当日はあまり遅くなければ何時にきてもらってもだいじょぶです。

※重要2
 20日に台風が接近しそうな感じなので一週間後の27日に変更になりました。
 場所のほうは引き続きキャンセル待ちになっています。3日前の25日には連絡できると思います。

※重要
 駒場野公園の予約が取れなかったので場所が変更になりました。
 光が丘公園の予約キャンセルが出ればそこで、出なければ小金井公園になります。



 @tsuzuking_ が無限のカレールーをもっているとのことなので、9月20日駒場野公園で無限炊き出しを行うことになりました。


 現在 @fune @tsuzuking_ @chihirow などがくることになっています。
 他にも作るのを手伝ってくれる人、食べてくれる人などを募集しています。


 当日ふらっと来ていただいてもかまいませんが、どれくらいカレーを作ればよいかわからないのでこのエントリかtwitterで上の三人の誰かに@を投げてもらえると嬉しいです。食べ専歓迎。参加費無料。カンパしてくれるひと歓迎。
 あと、無限にあるのはカレールーだけなので米、水、野菜などを提供してくれる人を募集しています。コンロと鍋も不足気味な感じなので、そちらもあわせてお願いします。


 追記
 @tsuzuking_ がATND作ってくれました。こっちのほうに書いてもらえるとありがたいです。
 http://atnd.org/events/1480
 天気悪かったら順延になります。


 参加者リスト
@fune
@tsuzuking_
@chihirow
@matsupi
@minarai
@yteppei
@sebastianus
@rosylilly
@cooh
@flashingwind
@lie_
@utcritique
@sortiee
@mav_curry
@aruto
@ethica
@hlrotee
@platoronical

Unweltunerに参加させていただきました

http://d.hatena.ne.jp/droumi/20090831/1251737240
 にお誘いいただいたのでのこのこついていきました。ありがとうございます。

 発表用資料というか何かを作っておいたのでのせておきます。

http://hpp-func.sakura.ne.jp/ut_01.pdf
(25MBくらいあります。めちゃくちゃ重い)

 あと、これ作るときにMacのOOoWriterで作ったんだけど、PDF吐かせたとき日本語のフォントがうまくいかなかったです。ヒラギノ明朝を指定しているはずなのに吐いたやつはふい字になっています。欧文はSkiaにしていて、こっちはちゃんとできている。一応アウトライン化はしてくれているみたいだけど、よくわからないので環境によって表示されないかも。twitterかコメント欄で知らせてくれたら対応するかもしれません。しないかも。

自意識過剰

 長く生きていると自分を否定するのが難しくなるのかな。って思いました。自分のある性質ひとつを否定すると生きてきた時間のすべてを否定しているような気持ちになってしまうからでしょう。残念ながら本質からひどくはずれているし、すでに生きた長い時間を否定してでも自分がいいものになれるのならそれでいいと思います。痛みを伴うかもしれないけど、そのあとには少し前よりもいい世界が待っているのだし……って思うのはまだぼくがそういう蓄積のない、幼い人だからでしょう。
 明日は18歳の誕生日です。もう、3時間ほどしか17歳は残されていません。